月尾島(ウォルミド)の東の海辺に2024年12月にオープンした国立仁川海洋博物館は、首都圏で初めてできた海洋文化施設です。先史時代から現在までの、海を通じた交流、港湾と海運、海辺の人々の暮らしを3つの常設展示室に分けて紹介し、子ども博物館とデジタル没入型映像室も備えています。常設展は無料なので、月尾島の散策のついでに気軽に立ち寄れます。
博物館の建設は、2017年の予備妥当性調査から始まりました。2021年11月に着工し、2024年5月に竣工して、2024年12月11日にオープンしました。延べ床面積は17,318㎡、地上4階建てで、建物は海辺と月尾山、月尾島のスカイラインに合わせて、低く流れるような流線型に設計されています。開港後に近代の港湾都市として成長した仁川の歴史を思えば、仁川港と西海(黄海)に面した月尾島は、海洋博物館にふさわしい場所です。2025年6月には第1種総合博物館として登録されました。
子ども博物館は、常設展と同じく無料ですが、オンライン予約制で運営されています。四方を映像で埋め尽くすデジタル没入型映像室では、海をテーマにした映像展示が行われ、2025年の「クジラと人間」、2026年の「オデュッセイア:ギリシャ神話のオデュッセウスの冒険」のような特別展やテーマ展も、絶えず入れ替わります。博物館の外の屋外展示場(庭園)は朝7時から夜10時まで開いていて、夕暮れに月尾島の海を眺めながら歩くのにも向いています。
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