仁川市延寿区延寿洞、文鶴山の南のふもとにあるバラ公園は、仁川の市の花であるバラをテーマに整えた公園です。面積約10万2千㎡の敷地に、バラ園を中心に、季節の花の庭園と森、渓流の流れる散策路が続いています。5月末にバラが盛りを迎えるころは、さまざまな色や品種のバラが公園いっぱいに咲き、都会で気軽に花見を楽しめる場所です。
バラ公園は2003年から段階的に整備され、補償費と工事費をあわせて約400億ウォンがかかりました。バラ園を中心に、野の花や蓮を季節ごとに植え替えて、一年じゅう見どころがあるようにしています。文鶴山の森と、絶滅危惧種の両生類メンコンイの生息地を保全して、生態系の機能を生かしている点も特徴です。公園内の生態学習園では、こうした自然を学ぶ体験もできます。
公園の中心は第1・第2バラ園ですが、バラが散ったあとは、渓流沿いに咲く野の花と蓮が続いて見ごろを迎えます。公園が文鶴山の森と直接接しているため、バラ園の上のほうには、森の木陰の散策路が続いていて、そのまま文鶴山の登山道につながっています。文鶴山は、仁川の古い名前である弥鄒忽(ミチュホル)にまつわる伝説が残る山で、山頂一帯には昔の山城の跡があります。近所の住民が毎日歩く散策路でもあるので、平日の昼間は、花を眺めながら静かに歩くのに向いています。
訪問前に最新情報をご確認ください。