済州特別自治道の観光スポット70か所(コムンオルム、固城五日市(コソンオイルシジャン、済州)、校来自然休養林(キョレジャヨンヒュヤンニム)など)。地図やスポット情報、出…

山
제주시
済州にはオルム(岳)と呼ばれる火山性の丘が360以上ありますが、ユネスコ世界自然遺産に名を連ねるオルムはコムンオルムただ一つです。この小さな火山から流れ出た溶岩が北東の海辺まで下りながら、万丈窟(マンジャングル)や金寧窟(キムニョングル)をはじめとする20あまりの溶岩洞窟を作ったからです。森が深くて黒く見えることから「黒いオルム」と呼ばれ、現在は1日の人数が決まっており、予約をしてガイドと一緒に歩きます。 溶岩洞窟の出発点 コムンオルムは済州市朝天邑(チョチョンウプ)の善屹…

その他
성산읍
城山日出峰から西へ3kmほど、西帰浦(ソギポ)市城山邑固城里に立つ五日市です。日付の末尾が4・9の日に朝早くから市が開かれ、城山沖で獲れた魚や肉、野菜、衣類、農機具まで、済州東部の村人の暮らしの品が一か所に集まります。済州市の五日市のように大きくはないので、かえって町の市場ならではの素朴な雰囲気を味わえる場所です。 城山の人々の市場 固城里は城山邑事務所がある村で、城山邑の中心です。固城五日市は1984年に現在の場所へ移ってから、城山邑の住民はもちろん、海を隔てた牛島面(ウ…

自然
제주시
溶岩が固まった石の塊の上に、木々やつるが入り組んで育つ森を、済州(チェジュ)ではコッチャワルと呼びます。校来自然休養林は、そんなコッチャワルのど真ん中につくられた休養林で、コッチャワルの生態を歩いて体験できる国内初の休養林として紹介されています。山林庁が選んだ「歩きたくなる名品の森の道」で、2023年に全国2位になりました。 コッチャワルの上につくられた休養林 校来自然休養林は、済州石文化公園(チェジュ・ソクムナゴンウォン)のすぐ南、朝天邑(チョチョヌプ)校来里のヌプソリオ…

博物館・美術館
제주시
済州にはかつて、耽羅(タムナ)という独自の国がありました。国立済州博物館は、この島国の物語を中心に、先史時代から朝鮮時代までの済州の歴史と文化を紹介する考古・歴史博物館です。2001年6月15日にオープンし、済州の島の土着文化がどのように受け継がれてきたかを順を追ってたどれます。 歴史 博物館は1992年12月に工事を始めて2000年末に完成し、建設には386億ウォンかかりました。済州各地の遺跡から出土した遺物をもとに時代別の展示をつくり、特に耽羅文化を集中的に紹介する空間…

山
서귀포시
済州の西帰浦市安徳面、大坪里の海辺の村の裏手にそびえる軍山オルムは、海抜334.5mで、済州南西部でも屈指の大きなオルムです。オルム(岳)とは、済州の言葉で、漢拏山のふもとのあちこちにそびえる小さな火山の丘のことです。軍山オルムは頂上近くまで道が通っているので、長く歩かなくても、漢拏山と山房山、海と大静の野原が一度に見渡せます。息を切らして登山をしなくても、済州の南西の風景を大きく眺めたいときに選びやすい場所です。 軍幕に似た山 軍山(クンサン)という名前は、山の形が軍隊の…

山
제주시
済州西部、翰林邑(ハンリムウプ)クマン里の野原にそびえるクムオルムは、頂上に大きな丸い噴火口を抱えたオルム(岳)、つまり済州特有の小さな火山です。標高427.5m、麓からの高さは約178mで、短い登りの先で尾根に立つと、噴火口内の湿地と遠くの漢拏山(ハルラサン)、西部の中山間地帯の牧場や畑が一度に広がります。山頂の尾根はパラグライダーの離陸場としても知られています。 名前のお話 クムオルムは「黒いオルム」とも呼ばれます。土がとりわけ黒いことから付いた名前という説明があり、漢…

海岸・島
제주시
済州の北東、旧左邑(クジャウプ)にある金寧海水浴場は、黒い溶岩の広い岩盤の上に白い砂が積もってできたビーチです。浅い海が澄んだ翡翠色に広がり、水平線のほうには風力発電機が並んで回っています。近くに万丈窟(マンジャングル)のような溶岩洞窟が集まっているので、洞窟と海を一日で組み合わせて巡れます。 名前に込められた話 この海水浴場は金寧ソンセギ海辺とも呼ばれます。「ソンセギ」は、外敵の侵入を防ぐために築かれた小さな城を意味するといいます。村の名前の金寧は、空から見下ろした姿が漢…

博物館・美術館
제주시
展示室のガラスの中に、木箱のようなコンピュータが1台置かれています。Apple Iで、今も動く数少ない実機のひとつです。済州市(チェジュシ)の漢拏樹木園(ハルラスモクウォン)の近くにあるネクソンコンピュータ博物館は、ゲーム会社のネクソンが2013年7月27日にオープンしたコンピュータとゲームの博物館で、古いPCやゲーム機を実際に触って遊べる点が最大の特徴です。 どんな博物館? 博物館は、韓国のIT産業の土台となったコンピュータとゲーム文化の歴史を集め、保存することを目指して…

海岸・島
서귀포시
西帰浦(ソギポ)の中文(チュンムン)沖の海には、誰かが削って立てたような黒い石の柱が、断崖に沿ってびっしりと並んでいます。大浦柱状節理帯は、熱い溶岩が海辺で冷えて割れてできた玄武岩の柱の海岸で、2005年に天然記念物に指定されました。柱のあいだで白い波が砕ける様子は、写真よりも実物のほうがずっと迫力があります。 どうやってできたのか 溶岩が流れて海に届くと、表面から急速に冷えて体積が縮みます。このとき、収縮する力のために溶岩のかたまりに規則的な亀裂が入り、その亀裂に沿って割…

動物園・水族館
제주시
済州島(チェジュド)涯月邑(エウォルプ)の中山間にある広い草原で、アルパカたちが柵の中をのんびり歩いています。トチドル アルパカ牧場は、アルパカを間近で見て、えさをあげて、一緒に散歩もできる牧場です。 アンデスからやってきたお客さまたち 牧場のアルパカたちはオーストラリアから連れてこられました。アルパカはもともと、チリ、ペルー、エクアドル、ボリビアのアンデス山岳地帯に暮らすラクダ科の動物です。ラマに似ていますが、体が小さく毛がふさふさで、寿命は約20年です。性格はおだやかで…

滝
서귀포시
漢拏山(ハルラサン)から下りてきた水が、西帰浦(ソギッポ)の森の中で二手に分かれ、エメラルド色の滝つぼへ落ちていきます。トンネコは西帰浦市の上孝洞(サンヒョドン)にある渓谷で、その奥にある鴛鴦滝(ウォナンポクポ)は、高さ約5mの小さな滝ですが、真夏でも手がしびれるほど冷たい水で有名です。入場料なしで、森の道を20分ほど歩けばたどり着きます。 漢拏山の南の渓谷 トンネコは、漢拏山の頂上から南へ流れ下った水が、渓谷の岩の間から湧き出る場所です。渓谷の周りは常緑樹が生い茂る暖温帯…

海岸・島
서귀포시
馬羅島(マラド)は、大韓民国の国土の最南端にある島です。摹瑟浦(モスルポ)から南へ約11km、面積はわずか0.3㎢で、島全体を1時間ほどで歩いて回れます。平らな草地の島の周りを黒い玄武岩の断崖が囲み、先端には「大韓民国最南端」と刻まれた標石が立っています。 島の姿 馬羅島は、海の中で単独の火山が噴火してできた島と見られていますが、噴火口は残っていません。海岸線の長さは4.2km、いちばん高い所でも39mほどなので、島全体がなだらかな草原のように見えます。北西と東、南の海岸は…

海岸・島
대정읍
済州島の南西端、漁船がびっしりと並ぶ港から眺めると、海の向こうに加波島(カパド)と馬羅島(マラド)が見えます。摹瑟浦港は済州島南西部の漁業の中心地であり、韓国最南端の島へ向かう船が出る出発点でもあります。冬になると脂の乗ったブリがこの港に水揚げされ、済州でブリといえば摹瑟浦を思い浮かべるほどです。 どんな港? 摹瑟浦港は、西帰浦(ソギポ)市大静邑(テジョンウプ)下摹里(ハモリ)にある漁港で、1971年12月21日に国家漁港に指定されました。「摹瑟浦」という名前は、「砂のある…

海岸・島
서귀포시
西帰浦(ソギポ)の沖合に点在する4つの島、文島(ムンソム)、薪島(ソプソム)、虎島(ポムソム)、新島(セソム)は、西帰浦の海岸風景を完成させる島々です。文島と虎島は、島全体が天然記念物として保護されている火山島で、薪島は亜熱帯性のシダ植物オオタニワタリが育つ島です。新島は歩行橋でつながっていて歩いて渡れるほか、そのほかの島は、西帰浦港から出る遊覧船や潜水艦で、近くから眺めることができます。 海にそびえる溶岩ドーム 文島と虎島は、粘り気のある粗面岩質の溶岩がひとたび噴き上がっ…

海岸・島
서귀포시
西帰浦(ソギポ)・安徳(アンドク)面の大坪(テピョン)港に立つと、海のほうに高さ約100mの垂直の断崖が屏風のように長く立ちはだかります。この断崖が朴水箕汀(パクスギジョン)です。済州オルレ9コースがまさにこの港から出発し、日暮れが近づくと、断崖の上に沈む夕日を見ようと、人々が防波堤に集まってきます。 湧き水が湧く断崖 「朴水箕汀」という名前は済州の方言からきています。「パクス」は柄杓ですくって飲める湧き水を、「キジョン」は断崖を意味します。断崖の隙間から、柄杓ですくって飲…

自然
구좌읍
済州東部、旧左(クジャ)邑の森に入ると、太い幹をねじらせたまま、枝を大きく広げた木々が空を覆っています。榧子林(ピジャリム、済州・平岱里のカヤの森)は、樹齢数百年のカヤの木数千本が一か所に集まって育つ森で、これほどの規模のカヤの森は世界的にも珍しく、1993年に天然記念物に指定されました。赤い火山礫を敷いた散策路は平坦で、誰でもゆっくり歩けます。 歴史:祭祀から始まったという森 森ができた理由は正確にはわかりませんが、昔、村の祭祀に使われていたカヤの実が、祭祀のあとにあちこ…

自然
제주시
漢拏山(ハルラサン)東側の中山間、標高500〜600mの高さを、赤い火山礫(スコリア)の道がスギとヒノキの間を縫って長く続いています。サリョニ森道は、ビジャリム路からムルチャッオルムとサリョニオルム方面へ約15km延びる森の道で、傾斜がゆるやかなので、子どもやお年寄りでも歩きやすいです。済州の人々が暑さを避けて訪れる森であり、済州4・3事件の痕跡が残る場所でもあります。 名前と歴史:「神聖な場所」という森 「サリョニ」は「サラニ」や「ソラニ」とも呼ばれ、ここで「サル・ソル」…

山
서귀포시
済州の南西部、平らな野原の上に鐘のようにぽっかりとそびえる山房山(サンバンサン)は、高さ395mの溶岩の塊の山です。漢拏山(ハルラサン)、城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)とともに済州の三大山と呼ばれ、中腹の岩窟山房窟には仏様が祀られています。すぐ下の龍頭海岸とあわせて巡れば、済州の火山地形を一度に理解できます。 どうやってできたの? 山房山は、粘り気のある粗面岩質の溶岩が遠くまで流れず、そのまま積もって固まった釣り鐘形の溶岩ドームです。測定の結果、約70万〜80万年前に…

山
제주시
済州島の西側、平和路を走っていると、野原の真ん中に丸くせり上がった丘が目に入ります。セビョルオルムは、涯月邑鳳城里(ボンソンニ)にあるオルム(岳、済州島に点在する寄生火山の小さな丘)で、秋になると斜面全体が銀色のススキで波打ち、済州島西部で最も多くの人が訪れるオルムのひとつになりました。山頂まで20〜30分で登れ、短い時間で雄大な景色を手に入れられます。 名前と地形 「セビョル」は、夜明けの空に明けの明星のようにぽつんと立っているという意味だと伝わっています。『高麗史』にす…

海岸・島
서귀포시
島でいちばん高い場所が、標高20mほどです。そのため加波島(カパド)ではどこに立っても海が見え、春には島のほとんどを覆う麦畑の向こうに山房山(サンバンサン)と松岳山(ソンアクサン)、天気がよければ漢拏山(ハルラサン)まで一望できます。済州(チェジュ)本島から南へ約2.2km離れたこの島は、済州の付属の島のなかで4番目に大きいです。すぐ南の馬羅島(マラド)より静かで、のんびり歩くのに向いています。 歴史:牛を育てた島 朝鮮の英祖の時代の1751年に、済州牧使がここに国営の牧場…

博物館・美術館
서귀포시
済州(チェジュ)を代表する果物、柑橘(ミカン)ひとつをテーマに造られた公立の博物館です。展示室で柑橘の歴史や栽培、産業の話を見て回ったあとは、裏手のガラス温室で、世界各地の柑橘類が実をつけている姿を一年中見ることができます。ミカン畑が続く西帰浦(ソギポ)の孝敦(ヒョドン)一帯、月羅峰(ウォルラボン)のふもとにあります。 柑橘で見る済州の暮らし 博物館は2005年2月25日に開館し、西帰浦市が運営しています。済州の農家は、とくに1970~1990年代に、ミカン栽培で生計を立て…

海岸・島
서귀포시
西帰浦(ソギポ)市街の西の海岸、松林の散策路の先から海を見下ろすと、水の上にぽつんと立つ岩の柱が見えます。ウェドルゲは、海の上に寂しく立っていることから付いた名前で、「孤立した岩」という意味です。高さ約20mの岩が海食崖と調和した姿のおかげで、2011年に国の名勝に指定され、済州オルレ7コースの出発点にもなっています。 どんな形? ウェドルゲは、火山の噴火のときに流れ出た溶岩地帯が、長い歳月のあいだ波に削られ、硬い部分だけが柱のように残った岩です。高さは20m余り、幅は7〜…

滝
서귀포시
階段を下りて、丸い岩が敷きつめられた海岸に立つと、崖の上から落ちた水の流れが、海辺の水たまりを抜けて、そのまま波と混ざります。正房瀑布(チョンバンパクポ)は、西帰浦の中心街から南東へ約1.5km離れた海岸の滝で、滝の水が海へまっすぐ落ちるめずらしい姿から、済州を代表する風景になりました。天地淵(チョンジヨン)瀑布、天帝淵(チョンジェヨン)瀑布とともに、済州三大瀑布に数えられます。 滝と伝説 漢拏山の南側の斜面を流れ下る川の終わりが、柱状節理の発達した海岸の崖にぶつかって、滝…

自然
서귀포시
漢拏山(ハルラサン)の南の山すそ、標高320~760mに広がる西帰浦ヒーリングの森(ソギポ・チユのもり)は、歩くこと自体が癒しになるよう整えられた、公営の森林休養地です。森には、平均樹齢60年を超えるヒノキ林がいくつもあり、国内でも指折りの古いヒノキの森です。ゆるやかな森の道や木のデッキの道が多く、登山が苦手な方でも気軽に歩けます。 漢拏山の南斜面の森 ヒーリングの森は2016年6月にオープンしました。約174haの森が標高320mから760mまで続き、歩いていくと、亜熱帯…