蔚山(ウルサン)市東区、大王岩公園(テワンアムコンウォン)の松林のすぐ隣にある日山海水浴場は、長さ約600m、幅40〜60mのきめ細かな砂浜です。水深は1〜2mほどと浅く、波も穏やかなので、お子さん連れの水遊びにぴったり。造船所のクレーンが見える工業都市のまん中に、こんなビーチがあること自体が印象的です。
日山の沖合には、新羅の王たちがこの景色を楽しみながら休んでいったという話が伝わっています。浜から大王岩のほうへ続く岩の丘御風台(オプンデ)が、王の滞在した場所とされています。すぐ隣の大王岩には、死んでも国を守る龍になると誓った新羅の文武王(ムンムワン)の王妃が海に眠っている、という伝説があります。蔚山市東区は、こうした物語を生かして日山海水浴場一帯を「王の休養地」として整備しています。
日山海水浴場は方魚津(パンオジン)から北へ1kmほどの場所にあり、浜の面積は約26,000㎡です。浜に立つと、片側には大王岩公園の森、反対側には造船所のクレーンが並ぶ蔚山市東区の風景が、一緒に目に入ります。近くの花岩秋灯台(ファアムチュとうだい)には灯台展示館と高い展望台があり、蔚山港一帯を広く見渡せます。蔚山市東区は、御風台から大王岩公園の龍窟(ヨングル)まで約1.1kmを「王の散歩道」としてつなぐ計画も進めています。
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