蔚山の東区・花井山(ファジョンサン)の頂上(標高203m)に立つ、高さ63mの展望台です。長さ1,800mの吊り橋蔚山大橋と蔚山港、石油化学・自動車・造船の工業団地、蔚山を囲む山並みが一望でき、産業都市・蔚山の顔をいちばんよく見られる場所です。入場料がなく、夜9時まで開いているので、夜景を見るのにも向いています。
蔚山大橋は、南区の梅岩洞(メアムドン)と東区の日山洞(イルサンドン)をつなぐ、長さ1,800mの吊り橋です。2009年に着工して2015年6月1日に開通し、2本の主塔の間の距離は1,150mに及びます。橋ができたことで、南区から東区へ行く時間が約40分から20分前後に短縮されました。ただし、開通と同時に自動車専用道路に指定されたため、歩行者と自転車は渡れず、通行料もかかります。そのため、橋をいちばん近くで楽しむ方法が、この展望台です。
展望台から眺める風景は、蔚山がなぜ「産業首都」と呼ばれるのかを教えてくれます。海側には巨大な船のブロックとクレーンが並ぶ造船所が、太和江(テファガン)の河口の向かい側には煙突と貯蔵タンクがぎっしり並ぶ石油化学団地が広がります。その奥には蔚山を囲む山並みが幾重にも続き、工場と山がひとつの画面に収まる独特の風景をつくっています。橋の東側の入口近くの花井山に展望台を建てたことで、橋と港を正面から見下ろせるようになりました。
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