KTXで大田(テジョン)駅に降りて広場を渡れば、すぐ大田中央市場が始まります。駅前から大田川の堤まで、大小の市場がつながって一つの巨大な商圏をなしていて、中部圏で最も大きな伝統市場とされています。列車を待つあいだに少し立ち寄るのにも、半日かけて路地を見て回るのにもよい場所です。
大田は鉄道とともに大きくなった都市で、駅のすぐ前にある中央市場は、長いあいだ慶尚道(キョンサンド)と全羅道(チョルラド)をつなぐ卸売市場の役割を果たしてきました。今の中央市場は、総合市場、商家市場、卸売市場など、名前の異なる複数の市場が集まって一つになった連合市場です。30年以上同じ場所で店を続けているところも多くあります。
大田は、1905年に京釜線の鉄道が敷かれ、続いて湖南線が分岐したことで、交通の要衝として成長した都市です。今も市場は、大田駅前から大田川の堤まで数ブロックにわたって広がり、路地ごとに売る品物がはっきり分かれています。食器や乾物のように、卸売で買うとずっと安いものが多く、生活用品をそろえに来る人も大勢います。
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