百済の王城だった公山城(コンサンソン)から歩いて10分ほど、公州旧市街のまんなかに公州山城市場があります。1937年に開かれた公州を代表する伝統市場で、アーケードの屋根の下の5つのエリアに、農産物や食べ物が集まっています。公山城や武寧王陵を見たあと、公州の栗の味を楽しみに立ち寄るのにぴったりの場所です。
市場名の「山城」は、すぐ隣の公山城にちなんだものです。市場は5つのエリアに分かれていて、店の数は資料によって550軒あまりから700軒あまりまでと紹介されています。屋根が路地全体を覆っているので、雨の日や日差しの強い日でも快適に見て回れます。日付の末尾が1と6の日には五日市(5日おきに開かれる市)も立ち、近隣の農家が育てた野菜や穀物がいっそう多く並びます。
公州は、百済が熊津に都を置いていた475〜538年の王都でした。公山城と武寧王陵は、2015年にユネスコ世界遺産に登録された「百済歴史遺跡地区」に含まれています。一日じゅう遺跡を歩く旅行者にとって、山城市場はいちばん近い食堂街であり、公州の人々の台所をのぞける窓でもあります。国立公州博物館も市場から1.2kmほどの距離で、バスやタクシーですぐに着きます。
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