瓦屋根700棟あまりが、街のまんなかにぎっしり集まっています。全州韓屋村は、都心に残る韓国最大規模の韓屋の集落で、路地を歩いていると、朝鮮王朝を開いた太祖李成桂(イ・ソンゲ)の肖像画と、100年以上たつ赤レンガの聖堂に、続けて出会えます。
全州(チョンジュ)は、朝鮮王室、全州李氏の本貫の地です。いまの韓屋村は、1910年ごろからつくられ始めました。1911年に全州邑城が南門だけを残して取り壊されると、日本人たちが城内へ住居を移しました。これに対抗して、韓国人たちが校洞(キョドン)と豊南洞(プンナムドン)の一帯に韓屋を建てて集まって暮らしたことで、いまの村ができました。そのため、ここの韓屋は田舎の両班の家ではなく、近代に建てられた都市型韓屋です。
村は1977年に韓屋保存地区に指定され、2010年には国際スローシティになりました。面積は298,260㎡で、建物947棟のうち735棟が韓屋です。
全州ビビンバは、牛骨のスープでご飯を炊き、蒸らすときに豆もやしを入れるのが特徴です。豆もやしクッパには、漢方の生薬とシナモンを入れてアルコール度数を下げたマッコリ、モジュを添えます。韓屋村は、2016年から3年連続で年間1,000万人が訪れた、韓国を代表する旅行先です。
訪問前に最新情報をご確認ください。