大邱・達城郡と、慶北・清道郡、慶南・昌寧郡の間にそびえる標高1,084mの山です。琵瑟山(ピスルサン)は、春になると頂上付近の稜線が、チャンコッ(山つつじ)でピンク色になり、山の斜面には巨大な岩が川のように流れ落ちた岩塊流が広がっています。頂上の近くには、一然(イリョン)和尚が滞在した寺院・大見寺(テギョンサ)が、再び建てられています。
山頂の岩の姿が、仙人が琴を弾いている形に見えることから琵瑟山(琵琶と大琴の山)と呼ばれるようになったと伝えられ、古い記録には「木々に覆われた山」という意味の苞山(ポサン)とも出てきます。1986年2月22日に郡立公園に指定され、山林庁が選んだ100名山のひとつです。
最高峰の天王峰(1,084m)を中心に、照華峰(1,058m)、観機峰(989m)、大見峰などの峰が南北に連なっています。標高800m以上には平らな地形が現れ、遠い昔、なだらかな丘陵だった土地が隆起して削られる中で、平坦な山頂と急な斜面がともにできました。