「江南」という名前は漢江(ハンガン)の南という意味ですが、今日この言葉が指す風景は、江南駅の交差点に最もよく集まっています。広い江南大路に沿って高層ビルが並び、その裏の路地では、飲食店や居酒屋、カフェの看板が夜遅くまで輝いています。50年ほど前まで田畑が広がっていた場所が、どうやってソウルで最も賑やかな町になったのか、半日歩きながら実際に感じ取れます。
今の江南区一帯は、1962年まで京畿道広州郡に属する農村でした。1963年にソウルに編入されたあと、1970年代の「永東開発」で道路や団地が建ち、1975年に城東区から分かれて江南区ができました。1982年12月に地下鉄2号線の江南駅が開業すると、この交差点はソウル南部を代表する待ち合わせ場所になりました。
江南駅は、行政区域でいうと江南区と瑞草(ソチョ)区の境にあります。江南大路を挟んで、東側は江南区の駅三洞(ヨクサムドン)、西側は瑞草区の瑞草洞です。2011年には新盆唐線が開通し、2022年には新盆唐線が北の新沙(シンサ)駅まで延伸して、カロスキルまで一度で行けるようになりました。
テヘラン路という名前は、イランの首都テヘランに由来します。1977年にテヘラン市長がソウルを訪れたとき、2つの都市が通りの名前を交換することにし、翌年に三陵路(サムヌンノ)がテヘラン路になりました。テヘランには今も「ソウル通り」があります。
2012年のPSYの曲「江南スタイル」は、この町の豊かな暮らしぶりを皮肉った曲です。ミュージックビデオは同年12月21日に、YouTubeの歴史上初めて再生回数10億回を突破し、その後「江南」は世界の旅行者にも知られる名前になりました。
江南駅では、2号線と新盆唐線の列車の進行方向が互いに違います。2号線は右側の線路を、国鉄方式の新盆唐線は左側の線路を走るため、乗り換えるときに方向を間違えやすいです。
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