晋州(チンジュ)市内から南江(ナムガン)に沿って西へさかのぼると、南江ダムがせき止めてできた大きな湖晋陽湖(チニャンホ)が現れます。湖を見下ろす丘一帯が晋陽湖公園で、3階建ての展望台と365段の階段、古い動物園が森の中に集まっています。島のようにそびえる山並みの間を水が曲がりくねる風景や、智異山(チリサン)の方へ沈む夕日を見に行くのにぴったりの場所です。
晋陽湖は、南江と徳川江(トクチョンガン)が出合う場所に南江ダムが建設されてできた人工湖です。ダムの工事は日本統治時代の1936年に始まったものの中断と再開を繰り返し、1969年にようやく完成しました。その後、補強工事を経て、現在は総貯水量が約3億1千万㎥に達する多目的ダムとなり、晋州市民の主要な水源になっています。湖の名前は晋州の古い名前「晋陽」にちなんでおり、湖畔の丘は1981年に都市自然公園に指定されました。
展望台に上ると、湖の中に大小の山並みが島のように重なって見えるため、晋陽湖は「島が集まる海に似た湖」とも呼ばれています。湖の向こうの西側には智異山の稜線が幾重にも続き、日がその方向へ沈むため、夕焼けのころの風景が最も美しく見えます。午前中は動物園と森の道を、夕方遅くには展望台に上って湖に日が沈む様子を眺める順番で回るのがおすすめです。一年階段は上り下りがかなり急なので、膝に不安がある方は展望台の周辺だけを回ってください。
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