大徳(テドク)研究団地がある科学都市・大田(テジョン)で、もっとも大きな見どころのひとつが国立中央科学館です。恐竜の骨格から、韓国のロケット「ヌリ号」のエンジン、韓国の科学技術の歴史までが1つのキャンパスに集まっていて、常設展示館の大部分を無料で見られます。子ども連れなら1日でも足りず、大人同士でも半日はあっという間に過ぎます。
ルーツは、1927年にソウルの南山(ナムサン)の麓に開館した科学館です。解放後に国立科学館となりましたが、朝鮮戦争で建物と標本の大部分を失いました。1962年に再び開館し、1972年には建築家の金寿根(キム・スグン)が設計した本館がオープンしました。その後、大徳研究団地への移転計画が進められ、1990年に現在の場所で国立中央科学館として新たに開館しました。大田万博(エキスポ)科学公園の隣にあります。
大田に移ったあとも、科学館は大きくなり続けました。2008年に生物探求館、2011年に創意ナレ館、2012年にクマアティ体験館、2013年に宇宙科学公園が、順次オープンしました。2017年には、1年間で約180万人が訪れました。
展示だけの場所ではなく、全国規模の科学行事の舞台でもあります。1949年から続く全国科学展覧会と、1979年から開かれている全国学生科学発明品競進大会を、ここが主管しています。4月の第2週の週末には、科学体験ブースや講演、公演がひとつになったサイエンスデーが開かれ、科学館全体が祭りの会場になります。
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