大田(テジョン)の儒城区庁の前、甲川(カプチョン)と儒城川(ユソンチョン)が合流する水辺にある儒林公園は、朝鮮半島の形をした池で知られる都心の公園です。春はチューリップと桜、秋は菊が公園を彩り、季節ごとに写真を撮りに訪れる人がたくさんいます。儒城温泉(ユソンオンチョン)にも近く、温泉旅行の途中に立ち寄るのにも便利です。
儒林公園は、市民ひとりの寄付によって生まれた公園です。鶏龍建設(ケリョンゴンソル)の李仁求(イ・イング)名誉会長が喜寿(77歳)を記念して拠出した100億ウォンで、2年余りかけて整備され、2009年6月28日にオープンしました。公園名の「儒林」も、李会長の雅号に由来しています。園内にはその功績をたたえる功徳碑が立っています。
儒林公園がいちばん賑わうのは秋です。毎年秋になると、公園全体が菊で埋め尽くされる儒城菊花祭りが開かれます。2010年に初めて開催されて以来、規模が拡大し、菊で作られた大型のオブジェや花の道が園内のあちこちを飾ります。公園の周りの木々が紅葉する時期と重なるため、色彩がとりわけ華やかです。
公園は甲川と儒城川が合流する水辺にあるため川風が涼しく、周りに木々が育っているので真夏でも日陰がたくさんあります。2010年には、公園の隣の甲川にウォーターパークを作る計画がありましたが、安全面と水質の問題から、その年の8月に白紙撤回されました。そのおかげで、今も川辺は自然に近い姿のまま残され、散策路や自転車道として使われています。
チューリップや菊の季節の週末は、半島池の周辺がかなり混み合います。平日の朝に訪れれば、池に映るあずまやや水車、花畑をゆったりと見て回れます。