セマングム防潮堤は、全羅北道の扶安と群山のあいだの海を横切って築かれた、全長33.9kmの堤です。オランダのアフスライトダイク(32.5km)より1.4km長く、世界で最も長い防潮堤としてギネス世界記録に登録されました。堤の上の道路を走ると、片側には西海が、反対側には干拓地と湖が広がり、途中で古群山群島の島々を通ります。
「セマングム」は、古くから金萬(クマン)平野と呼ばれていた金堤(キムジェ)・万頃(マンギョン)平野の「金萬」を「萬金」に変え、「セ(新しい)」をつけた言葉で、新しい土地をつくるという意味です。防潮堤の工事は1991年11月に始まり、2010年に完成して、その年の4月に一般開通しました。ギネス登録の時期は、資料によって2010年4月または8月と伝わっています。干潟を埋め立てる大規模な干拓だけに、環境団体の反対も激しく、1999年と2005年には最高裁まで行った訴訟で、工事が一時止まったこともありました。
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