華城(ファソン)市西新面(ソシンミョン)の全谷港(チョンゴクハン)と済扶島(チェブド)のあいだの海の上を、2.12kmで結ぶケーブルカーです。名前の「ソヘラン(西海浪)」は、丘や小さな島を意味する「嶼(ソ)」、海を表す「海(ヘ)」、波を表す「浪(ラン)」を組み合わせた言葉です。引き潮のときは足もとに果てしなく広がる干潟が、満ち潮のときは青い海が広がり、夕暮れどきには西海(黄海)に沈む夕日を空中から眺められます。「2025~2026 韓国観光100選」にも選ばれました。
済扶島は、1日2回、潮が引くときだけ開く海の道で陸地とつながる島です。潮の時間が合わないと車で入れませんが、ケーブルカーは潮の満ち引きに関係なく、海の上を行き来します。そのため、海の道が閉ざされている時間でも、島に渡って散策し、戻ってくることができます。
全谷港は、西海岸でも指折りのヨットマリーナです。港側の海岸には、火山灰が積もって固まった凝灰岩の層が幾重にも露出した全谷港の層状凝灰岩を見られる海上観察路があります。海を隔てた安山(アンサン)の大阜島(テブド)側にある呑島港(タンドハン)や、ヌエ島(ヌエソム)まで組み合わせれば、この一帯の海辺を一日かけて巡れます。
このケーブルカーは、夕暮れどきが最も混み合い、またいちばん美しい時間帯でもあります。ホームページのトップ画面にその日の日没時刻が出ているので、それより1時間ほど前に乗り場に着けば、列に並んで乗っているあいだに空の色が変わっていく様子を、すべて見ることができます。干潟が現れる引き潮の時間と重なれば、赤い夕焼けが水路に映って、いっそう印象的です。待ち時間なしで、仲間だけで乗りたい場合は、10人まで乗れるプレミアムキャビン(一般250,000ウォン)もあります。
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