国立清州博物館は、建物からして注目に値する博物館です。韓国の現代建築を牽引した建築家金寿根(キム・スグン)が設計し、1987年10月30日に開館しました。牛岩山(ウアムサン)の東麓の谷間に沿って、展示棟が階段のように下っています。2022年に常設展示を新しくした際に、「金属」というテーマで忠北の歴史を紐解く博物館になりました。
国立清州博物館は、忠北地域の文化遺産を調査・研究し、展示するために設けられた、国立中央博物館所属の機関です。金寿根は1979年に建物を設計しましたが、山の中で隠遁していた昔の士の情緒と、堅固な城郭のイメージをあわせ持つ作品と評価されています。見学は、いちばん高い場所にある展示室から始まり、窓の外の森を眺めながら少しずつ下りていくように組まれています。その後、子ども博物館(1998年)、清明館(2004年)、清蓮館(2014年)が順に加わりました。
博物館の裏庭には、博物館が1994〜1997年に発掘した鎮川(チンチョン)の石長里(ソクチャンニ)遺跡の製鉄炉を復元して実験する施設があります。石長里は、3世紀末〜5世紀初めの百済時代の製鉄遺跡で、これまでに確認された古代の製鉄遺跡のなかで最大規模です。清蓮館の前の庭には、清州の龍潭洞(ヨンダムドン)から移してきた統一新羅の石槨墓があり、李健熙会長が寄贈した石造文化遺産836点のうち210点あまりを選んで構成した石造庭園も新しくできました。
裏庭の憩いの丘にあるイチョウ並木と池は、牛岩山の散策路につながっていて、秋にとくに歩きやすいです。子どもの遊び場には、高さ9m、長さ25mの「メガスライド」があり、お子さま連れの家族がたくさん訪れます。清蓮館では、デジタル鍛冶屋と4Dシネマを予約して体験できます。
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