全羅南道(チョルラナムド)の南西の海に散らばる島と海をまとめた、韓国でいちばん広い国立公園です。新安(シナン)の紅島(ホンド)から麗水(ヨス)の金鰲島(クモド)、巨文島(コムンド)まで、数百の島が8つの地区に分かれており、公園面積の大部分が海です。1か所を見る旅行ではなく、船に乗って島を選ぶ旅行なので、どの地区へ行くかを先に決めることが、計画の始まりです。
多島海海上国立公園は、1981年12月23日に国立公園に指定されました。全体の面積は、資料によって約2,266㎢または2,321㎢とされますが、どちらにしても87%前後が海です。陸の国立公園と違い、登山口の代わりに旅客船ターミナルが旅行の出発点になります。
公園は8つの地区に分かれています。
この海では、植物1,500種余り、鳥類140種余り、昆虫880種余りなどが確認されており、シャチが観察された記録もあります。島ごとにツバキやタブノキのような常緑広葉樹の森が残っていて、干潟や塩田、海苔やアワビの養殖場が、島の人々の暮らしを見せてくれます。船に乗ると、海女が潜る様子や、小さな漁船が行き交う風景を、近くで見られます。
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