群山の内港に沿った海望路には、100年あまり前の銀行や税関の建物が並んで立っています。1899年の開港後、湖南平野の米が日本へ積み出される港だった群山には、その時代の建物が際立って多く残っています。博物館と旧銀行、軍艦の展示館が歩いて数分の範囲にまとまっているので、半日あれば群山の近代史を一本の線でたどれます。
群山港は、1899年に大韓帝国が開いた開港場です。旧群山税関を中心にいくつもの国の居留地ができ、日本の植民地時代には、湖南平野で集めた米を日本へ運び出す、収奪の港となりました。潮位が大きく変わっても大型船を接岸できるよう、1926〜1932年と1936〜1938年の築港工事でつくられた**浮き桟橋(浮桟橋)**が、いまも内港に浮かんでいます。桟橋と護岸、鉄道をひとまとめにした内港一帯は、2018年に「群山内港 歴史文化空間」として国家登録文化遺産になりました。
通りの奥の旧市街には、老舗のパン屋イソンダン(李盛堂)やレトロな雰囲気の店、カフェが続きます。新興洞(シンフンドン)の日本式家屋、草原写真館、東国寺(トングクサ)まで歩けば、群山の「タイムトラベル」コースが完成します。
訪問前に最新情報をご確認ください。