木浦(モッポ)から南西へ115km離れた紅島(ホンド)は、夕暮れに島全体が赤く染まることから「赤い島」と名づけられた場所です。島全体が天然記念物であり多島海海上国立公園として保護されており、切り立った断崖と奇岩怪石を船の上から一周する遊覧船観光が旅の中心です。
紅島は、赤みを帯びた珪岩と珪岩質砂岩でできています。層理と節理がよく発達していて、岩が刃物で切ったように割れて積み重なり、独特な形をつくり出しました。面積は6.47㎢で、本島と付属の島々からなり、最も高い峰は旗竿峰(キッテボン、378m)です。島全体が1965年に天然記念物の天然保護区域に指定され、1981年に多島海海上国立公園に編入されました。そのため、集落と決められた探訪区域の外には入れません。毎年約20万人が訪れる海の観光地です。
島の周りを巡る遊覧船に乗ると、「紅島十景」と呼ばれる岩を順に見ていくことになります。
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