済州では、家の塀も、畑の境も、お墓の周りも、すべて黒い玄武岩で積み上げます。済州石文化公園は、そんなふうに石とともに生きてきた済州の人々の暮らしと神話を一か所に集めた、博物館であり、エコパークでもあります。オルム(済州に点在する小さな火山丘)の手前の広い森に、トルハルバンやトンジャソク、石臼が並んでいて、展示室の中よりも屋外を歩く時間のほうが長くなります。
公園は、数十年にわたって済州の石や木の根の造形物を集めてきた白雲哲(ペク・ウンチョル)団長の提案から始まりました。1998年に済州道へ公園造成を提案し、1999年に承認を受けて、2001年に工事を始めました。第1段階として、済州石博物館や石文化展示館、伝統的な草葺き屋根の家などが完成し、2006年6月3日にオープンしました。
その後も工事は続き、公園全体は資料によって2020年または2021年2月に完成したと紹介されています。面積は約327haで、そのうちかなりの部分が、石と木とつるが絡み合う済州特有の森クッチャワルです。