汝矣島(ヨイド)のセッガン(セッカン)駅のすぐ隣にある小さな公園で、ソウルとトルコの首都アンカラの姉妹都市提携を記念してつくられました。トルコの伝統的なブドウ園の住宅をまねた「アンカラ・ハウス」には、アンカラ市が寄贈した民俗品800点余りが展示されています。朝鮮戦争をともに戦ったトルコとの縁を思い浮かべながら、松の木陰でひと休みするのにぴったりの場所です。
ソウルとアンカラは1971年8月23日に姉妹都市提携を結び、アンカラには1973年10月に「韓国公園」が先にできました。汝矣島のこの公園は、トルコの風物を取り入れたテーマ公園として整備されましたが、オープンの時期は、資料によって1973年または1977年5月1日と異なります。面積は約1.65haとこぢんまりしていますが、松が多く、日陰がたっぷりあります。しばらく「姉妹近隣公園」という名前を使っていましたが、永登浦区が住民の意見を聞き、地名委員会の審議を経て、2026年2月に名前を再び「アンカラ公園」に改めました。姉妹都市の意味を生かし、朝鮮戦争に参戦したトルコ軍への感謝を込めたいという趣旨です。
トルコのアンカラにも「韓国公園」があります。1973年にオープンしたこの公園には、朝鮮戦争の参戦記念塔が立っていて、2023年9月から2024年7月まで大規模な改修を受けました。このとき、古い管理室は韓屋として建て直され、「友情の家」という名前の八角亭が新たにできました。二つの建物は、慶尚北道・聞慶(ムンギョン)で造って現地に運んだあと、韓国の木工の専門家が2週間かけて自ら組み上げました。ソウルにはトルコの家が、アンカラには韓屋の亭が立っているわけです。