原州・文幕邑の野原のど真ん中に立つ盤渓里の銀杏の木は、1本で小さな森のように見える巨木です。枝が東西に37.5m、南北に31mまで広がっていて、秋に葉が一斉に黄色く色づくと、遠くからでも丸い黄金色の丘のように見えます。1964年に天然記念物に指定され、毎年10月末になると、この1本を見るために全国から人々が集まります。
正確な樹齢は誰にもわかりません。天然記念物に指定された頃には800年余りと見られていましたが、最近は1,300年を超えるという推定も出ており、資料によって差が大きいです。大きさも測定時期や方法によって異なり、高さは資料によって26mから33m、幹の周囲は14〜16m前後と紹介されています。どちらにせよ、幹と枝がバランスよく伸びた均整のとれた姿のおかげで、韓国の銀杏の古木の中でも指折りの木です。
村には、この木に関する話がいくつも伝わっています。
こうした話のおかげで、この木は長い間、村を守る神木として大切にされてきました。生物学的に貴重な古木であるだけでなく、昔の人々の信仰や風習を伝える民俗資料でもあることが、天然記念物に指定された理由です。楊平(ヤンピョン)の龍門寺(ヨンムンサ)の銀杏の木、錦山(クムサン)・要光里(ヨグァンニ)の銀杏の木とともに、韓国を代表する銀杏の古木に数えられます。
この木を訪れる人が大きく増えたため、原州市は約85億ウォンをかけて、木の周りを広場として整備しました。進入路、駐車場、野外ステージ、散策路が新しくでき、周辺に銀杏の木が23本追加で植えられました。木を保護するため、すぐ前まで近づくことは制限される場合があるので、周囲の散策路に沿って距離を置いて鑑賞してください。
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