海の上に切り立つ断崖が、城壁のように島を取り巻いています。莞島(ワンド)郡金堂面(クムダンミョン)の金堂島(約12.49㎢)は、柱状節理と垂直節理が発達した海岸の断崖で知られ、波と風が作り出した金堂八景を見に、遊覧船やトレッキングの旅行者が訪れます。行政区域は莞島ですが、船は高興(コフン)と長興(チャンフン)から出ています。
金堂島は、高興の居金島(コグムド)、莞島の薬山島(ヤクサンド)、長興の努力島(ノリョクト)の間の海に浮かんでいます。島を囲む断崖は、縦に割れた岩の柱がびっしりと連なり、遠くから見ると巨大な屏風や城壁のようです。この海岸を代表する八つの景色を金堂八景と呼びます。
断崖の多くは、島の上の展望台からはよく見えません。金堂赤壁のように海側に削られた断崖は、島を一周する遊覧船に乗らないとしっかり見られません。
金堂島は全羅南道の「行ってみたい島」事業に選ばれ、2021年から5年間、毎年10億ウォン、合わせて50億ウォンが投じられました。選定当時、島には538世帯、987人が暮らしており、細浦展望台とオングムポ海水浴場、島をめぐる海岸周回道路がこの事業の中心資源に挙げられました。大きな観光地ができた島ではなく、住民が暮らす漁村の間に探訪路をつないだ島なので、静かに歩いて海を眺める旅によく合います。
莞島郡は、島名の「金」の字を生かして、金堂島を「金塊の島」という愛称で紹介しています。