海東龍宮寺は、釜山(プサン)機張郡(キジャングン)の侍郎里(シランニ)の海辺の岩の上にあるお寺です。海にいちばん近いお寺として知られていて、波が打ち寄せる岩の上に法堂と石灯が続く風景を見ようと、多くの人が訪れます。灌仏会(釈迦の誕生日)のころには、境内が提灯でいっぱいになります。海雲台(ヘウンデ)海水浴場から東へ7kmほどなので、あわせて回りやすい場所です。
お寺では、高麗末の1376年に懶翁和尚(ナオンファサン)恵勤(ヘグン)が最初に建てたと伝えていますが、この主張には議論があり、現在の建物の大半は1970年代以降に建てられたものです。お寺ができる前、この場所はゴマを植えたり牛を飼ったりする空き地だったという記録もあります。長いあいだ個人所有の寺院でしたが、2021年に大韓仏教曹渓宗・華厳寺(ファオムサ)の末寺として登録されました。名前は、浄巌(チョンアム)和尚が、海辺で竜に乗って空へ昇る観世音菩薩を夢に見たという話に由来するといわれています。海の観音菩薩である海水観音大仏を祀る観音聖地として知られています。
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