釜山の都心の真ん中にそびえる海抜427mの山に登ると、広安大橋(クァンアンデギョ)と海雲台(ヘウンデ)、西面(ソミョン)の明かりが一望できます。荒嶺山(ファンニョンサン)は、釜山鎮区(プサンジング)、南区、水営区(スヨング)、蓮堤区(ヨンジェグ)の4つの区にまたがる都心の山で、頂上近くまで車で上れるため、釜山でも指折りの夜景の名所です。春には、山腹を巻く道路が桜並木の道に変わります。
山の名前は、朝鮮初期の地理書に黄色の「黄」の字で初めて出てきて、1832年の東萊府(トンネブ)の邑誌には荒れるの「荒」の字で書かれています。新羅に編入される前にこの地域にあった居柒山国(コチルサングク)の名前から来ているという解釈があります。頂上近くには、朝鮮の世宗の時代に初めて設置された荒嶺山烽燧台があります。釜山から出発してソウルの南山まで続いていた烽燧路の一地点で、天馬山(チョンマサン)や九峰山(クボンサン)の烽燧台の合図を受けて、鶏明山(ケミョンサン)や干飛烏(カンビオ)の烽燧台へ引き継ぎました。