西面(ソミョン)の繁華街から少し歩くと、高いマンションに囲まれた広い緑地が広がります。釜山市民公園は、数十年のあいだ市民が立ち入れなかった土地でした。競馬場と日本軍の訓練所、そして米軍基地キャンプ・ハリアを経て、2014年に公園になり、今は芝生と池のあいだに旧基地の建物がいくつか残って、その時間を伝えています。
日本統治時代、ここは朝鮮競馬協会の競馬場で、第二次世界大戦中は日本軍の訓練所として使われました。1945年の光復後に米軍が入って基地をつくりました。競馬場を見た米軍の兵士が、アメリカ・フロリダの有名な競馬場を思い出して「ハイアリア」という名を付けたといわれていますが、釜山の人々は発音しやすいようにハリア部隊と呼びました。
朝鮮戦争の後、数十年にわたってハリアは在韓米軍の中核的な補給基地でした。1990年代半ばから市民による返還運動が続き、基地は2006年8月10日に閉鎖されました。汚染浄化の問題で交渉が長引き、2010年1月27日に釜山市へ返還され、2011年に工事を始めて、2014年5月1日に正式にオープンしました。
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