釜山(プサン)都心の北、白楊山(ペギャンサン)の麓、草邑洞(チョウプトン)の住宅街の上の斜面に、華やかな丹青の殿閣が層をなして並ぶお寺が三光寺(サムグァンサ)です。一度に約1万人が入れる法堂と高さ30mの石塔を備えた大寺院で、仏誕節(釈迦の誕生日)の頃に境内を埋め尽くす提灯(燃灯)でとくに知られています。古い山寺とは違う、都市の大型寺院のスケールを実感できる場所です。
三光寺は、忠清北道・丹陽(タニャン)の救仁寺(クインサ)を総本山とする大韓仏教天台宗のお寺です。天台宗を再興した上月円覚大祖師の教えに従い、観音の祈りを中心に修行しています。今の三光寺ができる前、信徒たちは金井区(クムジョング)の光明寺(クァンミョンサ)で雨風にさらされながら10年以上、野外法会を開き、そのとき大きな寺を建てるという誓願を立てたといいます。創建年は資料によって1969年、1983年、1986年などと異なりますが、今の大きな伽藍は1980年代に姿を整えました。
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