天安(チョナン)の独立記念館は、日本統治期の独立運動を中心に韓国の近現代史を伝える、国内最大規模の歴史博物館です。1982年の日本の歴史教科書の歪曲をきっかけに国民募金運動が始まり、その寄付金で1987年8月15日の光復節に開館しました。広い屋外スペースもあり、一日かけて見て回る価値のある場所です。
1982年8月に募金運動が始まり、同じ年に建立推進委員会が発足しました。工事は1983年8月15日に始まりましたが、開館を前にした1986年8月、中心の建物「民族の家」(キョレのチプ)で火災が起こり、竣工が延びたこともあります。復旧を終えたのち、1987年の光復42周年にあわせて開館しました。
2008年から観覧料を取っておらず、2011年には累計の来館者が4,000万人を超えました。現在は国家報勲部傘下の機関が運営しています。
展示館には、広開土大王陵碑(クァンゲトデワンヌンビ)と北関大捷碑(プックァンデチョプビ)を実物大で再現した碑もあります。北関大捷碑は、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)のときの義兵の勝利を記録した碑で、日本の靖国神社にあったあと、2006年に北朝鮮へ返還されました。記念館にはその複製の碑が立っています。
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