済州にはかつて、耽羅(タムナ)という独自の国がありました。国立済州博物館は、この島国の物語を中心に、先史時代から朝鮮時代までの済州の歴史と文化を紹介する考古・歴史博物館です。2001年6月15日にオープンし、済州の島の土着文化がどのように受け継がれてきたかを順を追ってたどれます。
博物館は1992年12月に工事を始めて2000年末に完成し、建設には386億ウォンかかりました。済州各地の遺跡から出土した遺物をもとに時代別の展示をつくり、特に耽羅文化を集中的に紹介する空間を別に設けました。毎年、さまざまなテーマの特別展も開かれます。耽羅は、高麗時代に朝鮮半島の王朝の地方行政体制に組み込まれるまで、済州で独自の文化を続けた国で、博物館はこの耽羅の始まりと成長を展示の中心に据えています。
2026年6月16日〜2027年3月1日には、済州のオルム(小さな火山丘)や野原を撮り続けた故金永甲(キム・ヨンガプ)氏の寄贈写真を集めた特別展「刹那の永遠、済州をとらえて」が開かれます。金永甲がもっとも愛したヨンヌンイオルムを訪ねたあとに立ち寄れば、同じ風景を写真でもう一度味わえます。
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