漢南洞(ハンナムドン)の丘に建つリウム美術館は、サムスン文化財団が運営する私立美術館で、国宝級の古美術と国内外の現代美術を一か所で見せてくれます。マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーヴェル、レム・コールハースという3人の建築家が、建物を分担して設計しました。2026年10月現在、古美術の常設展は無料なので、梨泰院(イテウォン)・漢南洞の散策に組み込むのにぴったりです。
リウムのルーツは、サムスングループの創業者・李秉喆(イ・ビョンチョル)の収集品です。1965年にサムスン文化財団が設立され、文化遺産を保存し広く紹介する活動を続けたのち、2004年にソウルの漢南洞に新しい建物を建ててリウム美術館が開館しました。名前は、創業者の姓「Lee」と、美術館を意味する英語「Museum」の語尾「-um」を組み合わせたものです。2021年にはロビーや来館者スペースを改装するリノベーションを行い、動きのある形の新しいロゴを発表しました。
1つの美術館のために、個性のはっきりした3人の建築家が参加した例は珍しく、建物そのものを目当てに訪れる人も多くいます。
古美術の所蔵品には、国宝や宝物が数多くあります。知っておくと楽しめる作品を、いくつか挙げてみましょう。
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