東海(トンヘ)市の墨湖港(ムッコハン)から北へ約3km、松林の後ろに広い砂浜が長く続くビーチです。水が浅くて澄んでいて、子ども連れの家族が多く、鏡浦(キョンポ)、玉渓(オッケ)とともに江原道東海岸を代表する海水浴場に数えられます。昔から知られた避暑地で、今はオートキャンプ場や宿泊施設が増え、四季を通じて海を見に来る場所になりました。
砂浜の長さは約1.4kmとされ、砂がきめ細かくて傾斜がゆるやかなので、波の穏やかな日には、かなり遠くまで歩いて入っても水が深くなりません。ビーチの後ろには松林が帯のように囲んでいて、真夏でも日陰を見つけやすいです。海辺には木のデッキの道が砂浜の奥まで続いており、靴を履いたままでも水辺の近くまで行けます。砂浜の縁には、ハマボウフウ、ハマエンドウ、ハマヒルガオなど、海辺の砂地にしか育たない植物が30種余り自生しています。
東海岸のビーチらしく東に大きく開けていて、晴れた日の朝には、水平線から日が昇る様子を見られます。風が強い日は波が高く立って見応えがありますが、そういう日は海に入らないほうが安全です。
望祥は1977年3月、国民観光地第2号に指定されました。それほど早くから東海岸の避暑地として名が知られ、一度に最大5万人を受け入れられる規模として紹介されます。ビーチの裏手にはキャンプ場とオートキャンプリゾート、ホテルと民宿、商店、シャワー室と更衣室が集まっているので、荷物の多い家族旅行でも不便が少ないです。
南には、墨湖港とノンゴルダムギル(壁画の路地)のある墨湖一帯が、さらに南へ下ると、燭台岩で有名な湫岩(チュアム)海岸が続きます。北の玉渓方面には、海軍の戦功を称える玉渓地区戦績碑があり、もう少し行くと正東津(チョンドンジン)です。海岸道路に沿って車で移動し、ビーチをいくつかつないで巡る旅がよく似合います。