大清湖(テチョンホ)がくねくねと山裾に入り込む沃川(オクチョン)郡北面(クンブンミョン)で、湖へ突き出した丘がひとつ、まるごと庭園になりました。水生植物学習院、今は天上の庭園(チョンサンエチョンウォン)という名前のほうが知られている場所です。スイレンやハスなどの水草から、野の花や盆栽まで育てており、庭園を一周するあいだ、ほとんどどの道からも湖を見下ろせます。1日の入場人数を決め、オンライン事前予約制のみで運営しているため、花の多い季節でも比較的静かに歩けます。
始まりは2003年です。村の住民5世帯が、水をきれいにする水生植物を栽培して増やし、普及させる仕事を始め、2009年に忠清北道(チュンチョンプクド)教育庁が指定した科学体験学習場「水生植物学習院」としてオープンしました。大清湖は大田(テジョン)や忠清圏の水源であるため、水草で生活排水を浄化する様子を見せることが、最初の目的でした。2024年には忠清北道の民間庭園第10号として登録され、同じ年に山林庁が選んだ「美しい民間庭園」のひとつにも選ばれました。
庭園が建つ丘は変成堆積岩の地帯で、三方を大清湖に囲まれています。そのため、庭園の散策路の大部分は、水辺の崖の上や森の周遊路につながり、歩を進めるたびに、湖が違う角度で見えてきます。庭園の中の建物はヨーロッパ風に建てられ、湖の風景とよく調和するようになっていて、夏のスイレンの時期と秋の菊の時期に、とくに写真を撮る人が多くなります。
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