潭陽(タミャン)の北、潭陽湖(タミャンホ)を抱くようにそびえる秋月山は、標高700m余りですが、切り立った岩壁と鬱蒼とした松林のせいで、実際よりずっと険しく感じられる山です。山頂近くの絶壁の上に張りつくように建つ菩提庵(ポリアム)と、山の上から見下ろす潭陽湖の景色が、この山を訪れる理由です。潭陽の町側から見ると、山の輪郭が横たわる僧侶の姿に似ているといいます。
「秋月」は秋の月という意味です。峰が満月に触れそうなほど高いことから、この名がついたと伝えられています。標高は資料によって731mまたは729mとされています。山は潭陽郡龍面(ヨンミョン)と全北の淳昌(スンチャン)郡福興面(ポッフンミョン)の境にまたがっていて、昔から湖南(ホナム)の名山とされてきました。山全体が1972年に道の記念物に指定され、山林庁が選んだ100名山にも入っています。
登山道は、潭陽湖の縁にある秋月山の駐車場から始まります。入口は古い松が並ぶ緩やかな道ですが、中腹からは、岩の間の急な登りと階段が続きます。高くない山だと軽く考えていると大変なので、水を多めに持っていきましょう。尾根に沿って、カマクゴルや金城山城の方へ縦走する人もいます。