崇礼門(スンニェムン)のすぐ隣に、約1万軒の店舗が路地ごとにぎっしりと並んでいます**。南大門市場は、1414年**に朝廷がこの近くに店舗を建てて商人に貸したことに始まる、600年の歴史を持つソウルを代表する伝統市場です。「南大門市場にないものは猫の角くらい」といわれるほど、何でもそろっています。
朝鮮・太宗の時代の1414年に、朝廷が南大門の近くに店舗を建てて商人に貸し出した記録が残っています**。1608年**に宣恵庁が設置されると、商人たちの卸売市場が大きくなりました。1897年には、昔の国の穀物倉庫(常平倉)の建物に商人が集まり、一日中商売をする市場が生まれました。これが現在の市場の直接の前身とされています。
日本統治時代の1922年には日本の会社が市場の経営権を握りましたが、解放後に商人たちが再び市場を立て直しました。朝鮮戦争で廃墟になり**、1953年**、1968年、1975年、1977年には大火事が起きましたが、そのたびに立ち上がってきました。
南大門市場は小売と卸売の両方を行っています。そのため、市民や観光客だけでなく、全国の小売商や、中国、日本、東南アジア、中東などから来た商人も買い付けにやってきます。市場の従事者は、商人を含めて約5万人に上ります。
朝鮮が門を閉ざしていた時期、市場の客と商人はほとんどが韓国人でした。1876年の江華島条約で港が開かれると外国商人が急速に増え、ソウルの中国商人は1883年の99人から1893年には1,254人になりました。日本統治時代初期の1911年にも大火事がありましたが**、1916年**にはソウルの市場全体の取引額の約半分を占めるほどの規模でした。
市場の規模は資料によって異なります。商人会は、店舗約10,172軒、敷地約2万坪と紹介しており、ソウル研究院の2016年の調査では、店舗約5,200軒、面積64,612㎡と集計されています。
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