ソウル路7017(ソウルロ・チルゴンイルチル)は、ソウル駅の上をまたいでいた古い高架道路を、歩く道に生まれ変わらせた空中庭園です。かつて車が走っていた高さ17mの道の上に円形の植木鉢が数百個並び、足元にはソウル駅の線路と旧ソウル駅舎を見下ろせます。ソウル駅に降り立ったら、南大門(ナムデムン)市場や万里洞(マルリドン)へ向かう道すがら立ち寄るのにぴったりです。
ソウル駅高架道路は1970年、産業化の象徴のように建設されました。線路で分断されていた会賢洞(フェヒョンドン)、中林洞(チュンニムドン)、青坡洞(チョンパドン)の間を、車でつなぐ道でした。しかし年月とともに老朽化し、2015年末には安全寿命が尽きるとの診断を受け、ソウル市は撤去ではなく、人だけが通る公園に変えることを決めました。ニューヨークのハイラインのように、古い高架構造物を公園として蘇らせた事例を参考にしています。
高架道路は2015年12月13日に車両通行を止め、2017年5月20日に歩行路として開通しました。名前の「7017」は、高架道路が生まれた1970年と、歩行路として生まれ変わった2017年、そしてこの道とつながる17本の歩行路、さらに17mという高さを重ねたものです。公園化の過程では、南大門市場の商人などから、先に代替道路を整備してほしいという反対の声も大きく上がりました。