城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)の南、海へすっと突き出した緑の丘の先に、白い灯台が立つ赤いオルム(岳)があります。オルムとは、済州に点在する小さな火山の丘のことです。ソプチコジは、西帰浦(ソギポ)市城山邑(ソンサンウプ)の海辺にある岬で、風に倒れる草原、黒い玄武岩の海岸、奇岩怪石が続く海沿いの散策路です。春には菜の花が丘を黄色く覆い、多くのドラマや映画の舞台としても知られています。
名前は、済州の言葉の「ソプチ」と、岬を意味する「コジ」を合わせたものです。「ソプチ」は狭い土地という意味と解釈されていますが、才能のある人がたくさん生まれる土地の気運を表すという説明もあり、資料によって異なります。地形としては、海へ長く伸びた陸繋島のような海岸です。丘の上には、朝鮮時代にのろしを上げていた挟子煙台(ヒョプジャヨンデ)が残っています。石を積んだ煙台は高さ約4m、縦横約9mの正方形で、比較的原形をよくとどめています。