済州東部、旧左(クジャ)邑の森に入ると、太い幹をねじらせたまま、枝を大きく広げた木々が空を覆っています。榧子林(ピジャリム、済州・平岱里のカヤの森)は、樹齢数百年のカヤの木数千本が一か所に集まって育つ森で、これほどの規模のカヤの森は世界的にも珍しく、1993年に天然記念物に指定されました。赤い火山礫を敷いた散策路は平坦で、誰でもゆっくり歩けます。
森ができた理由は正確にはわかりませんが、昔、村の祭祀に使われていたカヤの実が、祭祀のあとにあちこちに散らばって根を下ろした、という説明が伝わっています。カヤの実は昔から虫下しとして使われ、木は木目がよく、高級家具や碁盤の材料として珍重されました。薬材としての価値が大きかったため、長く守られてきたという見方もあります。森の面積は**448,165㎡**です。