盆唐(ブンダン)の書峴洞(ソヒョンドン)の東、低い山の麓に囲まれた貯水池を一周する公園です。水辺の散策路約2.5kmは40分ほどで歩けて、芝生広場とブックテーマパーク、ヨシ原が続いていて、城南(ソンナム)の人たちが毎週末に訪れる身近な憩いの場所です。大きな見どころを期待するより、湖に沿ってゆっくり歩いて、休んでいく場所だと思うとよいでしょう。
公園の真ん中にある水は、もともと農業用につくられた盆唐貯水池です。城南市は1996年12月に工事を始め、1999年8月末に公園を開園しました。全体の面積約263万㎡のうち、約31万㎡を公園施設に整えています。貯水池の水面は約13万5,000㎡で、周囲に沿って散策路と自転車道が一緒に通っています。
名前の「栗(ユル)」は栗の木を意味します。このあたりが昔からクリの木の多い村だったことから、栗洞という地名が生まれました。公園の中には、城南地域の三・一運動を偲ぶ記念碑と記念公園もあり、散歩の途中にちょっと立ち寄ってみる価値があります。
栗洞公園というと、湖の上にそびえるバンジージャンプ台を思い浮かべる人が多いです。1999年に建てられた高さ45mのジャンプ台は、堤川(チェチョン)の清風ランドに62mのものができるまで、国内で最も高いものでした。2018年ごろに運営をやめたあと、2024年末に撤去され、今は湖の景色がすっきり開けています。以前の写真や旅行記に出てくる青い鉄塔は、もう見られません。
公園は、バラエティ番組やドラマ、映画の撮影地としてもよく使われました。湖畔のベンチや芝生に見覚えがあるとしたら、そのためでしょう。